いま私たちの現実となっている存在するものは、かつて誰かの夢でした。
空飛ぶ飛行機も、宇宙に飛び立つロケットも、世界中の人と瞬時につながることのできるインターネットも、
かつては誰かの頭の中にしかなかったのです。
かつて多くの人に不可能だと思われたものが、いま現実となっています。
その夢はかなうと本気で信じている人がいたからです。
夢は、かないます。
ささやかながら、本を書くのは、私の長い間の夢でした。
最初の本が出るまでは、自分が書いたものが出版されて、本屋さんに並ぶなんて、それこそ夢のような話でした。
ネームバリューもコネもないので、原稿を出版社に持ち込んでも相手にされない。
そもそも、ふだんの仕事で忙しいし、まとまった原稿なんか書けっこない。
もともと、特別に文章を書くのがうまいわけではない。
やはり無理だろうな、と思いこんでいたのです。
でも、夢に向かって歩きはじめ、あきらめなければ実現するものです。
心の持ち方によって、人は自分の夢にどんどん近づいていけるものです。
そういうことが、ここ数年の自分の経験を通してもわかってきました。
おかげさまで、いま私は、50冊以上の本を発行していただくことができました。
今、この本を手にしているあなたも、きっと何か夢をおもちでしょう。
夢をもつことは素晴らしいことです。
夢に向かって生きる人は輝いています。
そうして、充実した日々を送りながら、あなたの夢もかなっていくでしょう。
でも、誰でも、何かで傷つき、落ち込むことがありますよね。
自分の夢をあきらめてしまいたくなるときがあるでしょう。
そんなとき、この本を開いてくださればと思います。
※本書は『夢をかなえる心のレッスン』(グラフ社 定価1260円)の改訂版です。
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目次
第1章 いま、はじめよう
- 夢をもつのに何もいらない
- 子どもの夢は聞いているだけで楽しい
- 夢には今日かなうものがある
- 夢には近い将来かなうものがある
- 好きなことを夢にする
- はじめの一歩が踏み出せれば
- はじめるということはその次に
- 昨日まではリハーサル
- 楽しいことが待っていればはじめやすい
- チャンスは「今日、いますぐ」
- はじめなければ何も変わらないけれど
- 思いはいつか実現する
- はじめるのに大切なのは熱意
- 好きなことをはじめる
- 小さなことにも価値がある
- ひとりとして同じ人間はいない
- おもしろい小説は出だしの一行でわかる
- 出会うことで人は成長する
第2章 前向きにポジティブに
- むずかしいからできないのではない
- 「いつか」は必ずやってくる
- 相手が投げたボールをキャッチするには
- 相手がどんなボールを打つか
- 流れ星が消えるまでに
- チャンスを待っていると逃げられてしまう
- みんなができない
- チャレンジしているなら
- プラスのイメージを描くときっとうまくいく
- いま、あなたのいる場所で成功できる
- 悪口で傷つくのは相手と自分の両方
- 自分を好きな人は自分への評価や悪口を気にしない
- あなたが変わればまわりの人も変わる
- 泣く子は育つ
- お客様の苦情はメモをとる価値がある
- 倒れることは恥ずかしくない
- 苦しみが人を強くする
- 傷ついた人はダイヤモンド
第3章 夢がかなう読書をする
- 夢をかなえる人は常に
- 勉強好きな人は楽しみながら勉強して
- 読書は自分を高めるための一番よい勉強
- 本は知識と知恵に満ち
- 勉強好きな人は読書好きな人
- 恩師が人間を導くように
- たくさんのよい本と出合うためには
- 本は常に情報を発信している
- 心を揺さぶられた一行に価値がある
- 読書をする人は上り坂
- 本屋さんに行くとあなたを待っている本に
- おもしろい本の予感は
- 本屋さんであなたの望む本と出合える
- 本は最高の先生
- 本のなかに夢の実現への道がある
- 素晴らしい人と出会うのもよし
第4章 積極的に感謝をしよう
- 生んでくれてありがとう
- 苦しみのなかでも人は見守られ
- ひとりで取り組んでもあなたの夢は
- あなたのまわりには感謝すべき人がたくさん
- 夢は感謝でかなう
- 感謝すれば感謝される
- お願いする人は多いけれど
- 普通の店員さんは品物を買えばお礼を言う
- お礼状はたくさん書くより心をこめて
- 自分を好きな人は自分を見つめて
- いのちは愛によって与えられ
- あなたはそのままで受け入れられている
- 運がいい人とつきあえば
- うまくいかないときは普段忘れている人を
- 謙虚な人の口ぐせは「ありがとう」と
- 夜、寝る前に言い忘れていた人へ
- 過去は悔いるものではなく
- 気づかないけれどたくさんある
- 感謝がエネルギーになる
- 「ありがとう」の心で幸福になる
第5章 絶対にあきらめない
- 人生が七転び八起きなら
- 人生の夢はあきらめたときに
- 問題があるからダメなのではない
- ダメなところがある人なら
- ダメなところがあるから謙虚になれる
- 自分の愚かさは笑い飛ばす
- ダメなところは1パーセント
- あなたの笑顔でみんなが笑う
- 笑っていると幸福になる
- 疲れとストレスはためない
- 体のおかげでがんばることができる
- 夢の前には試練が待っている
- 素直であればうまくいく
- 逆境はチャンスになる
- 前進しなければ後退している
- 大切なのは人に勝つことではない
- つらいとき悲しいときは思いっきり泣けばいい
- 夢は終わることがない
著者紹介
中井俊已(なかいとしみ)
作家・教育コンサルタント。私立小中学校に23年間勤務後、2005年に独立。
学生時代・社会人当初は、読む・書く・話すことのすべてが苦手だったが、
この本にも書いたメッセージで少しずつ自己改革をしていく。
その結果、「死ぬまでに1冊の本を出版したい」という夢を実現。
『ラッキー!』『ハッピー!』『元気がでる魔法の口ぐせ』(以上、PHP 研究所)などがベストセラーとなり、
ロングセラー『マザー・テレサ愛の花束』(PHP研究所)『あしたからの仕事が楽しくなる小さな習慣』(明日香出版)
『読むだけで「人生がうまくいく」48の物語』(成美文庫)など、日本での著書は48冊。講演活動も全国に広がる。